こんにちは。
美容鍼灸ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
「肌は内臓の鏡」という言葉をお聞きになられたことはございますか。
内臓の状態がお肌に現れるという意味です。
ハリリアでは、お顔だけの施術ではなくお身体の施術も大切にしております。
今回は、胃と美容の関係をお話ししたいと思います。
胃
胃は食べたものをドロドロにして、腸が栄養を取り込みやすい形に小さくしてから腸に送る働きがあります。
胃の働きが悪いと起こる現象
●食べたものがしっかり小さくバラバラにされたいまま腸に送られてしまいます。そうすると腸が必要な栄養をきちんと取り込みにくくなる、腸に負担がかかり悪玉菌が増え毒素が発生しやすくなります。
●汚れた腸から肝臓に血液が流れ、肝臓に負担がかかる。
●胃の粘膜に炎症が起こっている場合は、胃に熱があり上に熱が上がってニキビができやすくなります。
胃に負担をかけないために
●胃の粘膜が荒れ炎症が起こりやすくなるので、辛い物や脂っこい物、アルコールや塩分を採り過ぎないようにする。
●胃の負担になってしまうので食べ過ぎない。
●胃の働きが悪くなるのでストレスを溜めない。
胃の粘膜の炎症を抑えてくれるツボ
胃の気
胃の気とは人間の根本的なエネルギー。
食欲不振や消化不良、風邪などを引きやすい時は身体のエネルギーが弱っている可能性があります。身体のエネルギーが落ちているとお肌の細胞にも元気がなくなってしまい、ピンとしたハリがなくなってしまうので、たるみやシワに繋がってしまいます。
胃の気が戻るとお身体が元気で治療効果が出やすくなり、お肌にハリがでます。
胃の気3点のツボ
足三里(足三里)

●場所:膝の皿の下、人体の外側にあるくぼみ(犢鼻)から下に指4本分の所。
豊隆(ほうりゅう)

●足首の外側にある大きな骨から上に指11本分上にあるところ。
※胃の気のツボとして使う場合は脛骨の外縁にとります。
盠溝(れいこう)

●場所:足首の内側にある大きな骨から上に指7本分のところ。
※胃の気のツボとして使う場合は足の外側で脛骨外縁にとります。
胃に負担がかかっていると、腸や肝臓にも影響が現れます。
また、胃に熱があるとニキビや赤ら顔になりやすいので、要注意です!!
赤みのある炎症ニキビができやすい時はお肌表面だけではなく、胃が原因かもしれませんね。
鍼灸治療を続けることで、お身体の内側から変わってまいりますよ。
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