こんにちは。
美容鍼灸ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
「私、失敗しないので。」のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」が好きで、最近Netflixで毎日観ております。
失敗されるのは誰だって嫌ですよね。
美容鍼にも失敗はあるのでしょうか。
美容鍼での痛みは失敗?
皮膚や粘膜に「痛点」という感覚点があります。
感覚点とは「温かい・冷たい・触っている・痛い」などの外からの刺激に反応する点です。
痛点は感覚点の中で最も多く、1㎠あたり100~200個、1㎟あたりにおよそ2個あるといわれています。
この痛点に鍼の先が当たると、痛みを感じます。
ハリリアで使用する美容鍼の太さは0.16mm~0.12mmです。
細い鍼を使用することで、痛点に当たる確率を下げやすくなります。
痛点は目に見えないので、絶対に避けるといったことは出来ません。
「痛みがある=失敗」ではありません。
美容鍼での内出血は失敗?
毛細血管に鍼が当たると、毛細血管が破れて血液が出ることがあります。
血液が皮膚の外に出きってしまえば内出血にはなりませんが、血液が皮膚の外に出ずに中にこもってしまうと内出血(青タン)になります。
毛細血管は目に見えるものと目に見えないものがあり、鍼灸師は目に見える毛細血管を避けて鍼を打ちます。
目に見えない毛細血管もあるので、刺す鍼で100%内出血を出さないことは出来ません。
「内出血=失敗」ではありません。
しかし、思っていたより内出血が大きかった・聞いていた話よりも内出血の期間が長かったなどは、鍼灸師の説明不足によるものです。
内出血になりやすい箇所は適切な深さで鍼を刺すべきところ、鍼灸師の知識が浅く鍼を深く差しすぎて内出血が大きくなることはありますので、きちんとしたスキルを持ったお店を選ぶことが大切です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
