こんにちは。
美容鍼灸ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
皆様は、「酸化」は聞いたことがあると思います。
では「糖化」はいかかでしょうか??
「酸化」とは活性酸素が発生することで起こる「身体のサビ」です。
「糖化」とは余分な糖質がタンパク質と結びついて起こる「身体の焦げ」といわれております。
どちらもお肌やお身体の老化を促進する要因です。
今回は「酸化」についてのお話です。

糖化と関係が深い内臓が、「脾臓」という臓器です。
脾臓はインシュリンというホルモンを出し、血糖値を調節していますが暴飲暴食などで血糖値の調整が上手く働かなくなってしまうと、血糖値が上がってしまい糖化が起こりやすくなります。
体内にあるたんぱく質と食事でとった余分な糖が結合して変性し、老化に繋がります。この反応を糖化と呼びます。
ケーキなどを焼くと茶色くなるのも、卵などのタンパク質と糖が反応して起こる一種の糖化だということがわかっています。
糖化によって起こる症状
●コラーゲンやエラスチンなどもタンパク質で出来ているので、糖化すると硬くなり弾力性がなくなり、たるみやシワに繋がる。
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●血管や筋肉など身体の大部分はタンパク質から作られている。血管は老化と関係がとても深く、血管がもろくなると全身の老化が早まってしまう。
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●細胞が固くなり、お肌のターンオーバーが遅くなることで角質が厚くなり、ニキビやくすみの原因になってしまう。
怖いですね(><)
血糖値が上がるのを抑え、糖化を予防するためには
●野菜を先に食べ、次にお肉やお魚、最後にご飯やパンなどの順でお食事を召し上がっていただく。
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●GI値の低い食品(精製されていないもの)やGI値を下げる食品(食物繊維・乳製品・豆類)を一緒に採っていただく。
糖化を防ぐために!血糖値を調整するツボ
太白(たいはく)

●場所
足の親指を曲げると出来るシワの親指側が「太白」です。
陰陵泉(いんりょうせん)

●場所
膝の内側。足の内くるぶしから骨の内側を真上に上がっていくと指が止まるところが「陰陵泉」です。
関門(かんもん)

●場所
お腹。おへそから真上に指4本分上がり、さらに指3本分外側のところが「関門」です。
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気持ちの良い圧でツボを押してください。
お灸もオススメです。お灸の仕方はこちら
糖化を防いで、いつまでも若々しくお綺麗でいてくださいね♡
最後までご覧くださりありがとうございます。
