こんにちは。
美容鍼灸ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
前回のブログやこちらの過去ブログで、ニキビのお話をいたしました。
●ニキビが出来て痕になるまで●
ニキビはある日突然、ポツンと出来た様に見えますが、実は次のようないくつかの段階があります。
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①毛穴の出口付近の角質が厚くなり出口がふさがれ、毛穴に皮脂が詰まる。
(毛穴に皮脂が詰まったものをコメドと呼びます。)

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② 詰まった皮脂を餌にしてアクネ菌が過剰に繁殖し、炎症が起こる。

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③白血球の一種(好中球)が増えすぎたアクネ菌を攻撃し、毛穴の中で菌と好中球の戦い(炎症)が起こります。炎症が悪化して膿をもちます。

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④炎症を起こしたニキビの膿が外に排出されます。ニキビが深くて排出できない場合は、中でゆっくりと吸収されます。
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⑤炎症がしずまって、痕が残ります。
ポイント!
痕がどの程度残るかは、ニキビが進んだ段階①~③のどこ段階まで進んだかによって決まります。
炎症が激しくなり毛穴のまわりまで進むと赤みや、陥没したニキビ痕になりやすいですが、かなり個人差があるようです。
ニキビ痕は3種類に分けられます。
①赤みのあるニキビ痕
②シミのようなニキビ痕
③でこぼこしたクレーター上のニキビ痕
①のニキビ痕の赤みは炎症が起こった痕です。
ビタミンCイオン導入がセルフ対策としてはオススメです。
美容鍼では炎症を抑え、赤みを改善します。
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②のシミのようなニキビ痕は色素沈着です。
セルフ対策では日焼けをしない、美白化粧品を使用する、ピーリングが良いでしょう。
美容鍼では、ターンオーバーを早めて薄くする働きがあります。
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③クレーターの様に凹んだニキビ痕は、毛穴の壁が破壊され真皮が傷ついた状態です。
セルフケアでの改善は難しいので、クリニックでのケミカルピーリングやレーザーが良いでしょう。
美容鍼では、真皮のコラーゲンを増やす働きがありますので、浅いクレーターでしたら薄くなる方が多いです。
ニキビ痕で美容鍼を受けられるお客様は多いです。
ニキビは即効性がありますが、ニキビ痕はお時間がかかります。

ニキビとニキビ痕で美容鍼を受けられているA様♡
いつもありがとうございます!
ニキビ痕は出来ない様にすることが一番ですが、ニキビが痕になってしまってお悩みでしたら、是非ご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
