こんにちは。
美容鍼灸ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
コラーゲンはよく聞くと思いますが、どの様なものなのでしょうか?
コラーゲンとはタンパク質の一種で、お肌では真皮にあり、真皮の約70%がコラーゲンでできています。

ベットでたとえるとマットレスにあるスプリングのように肌の弾力を支えます。肌のハリを支えるコラーゲンは、真皮の中にある繊維芽細胞で作られ、古くなったものは酵素などで分解されていきます。
肌のコラーゲンを維持する女性ホルモンは30代から減り始め、40代以降になると新しいコラーゲンの産生量は激減します。
また、紫外線はコラーゲンを破壊し、その結果肌の弾力が失われてハリ不足・たるみ・シワになります。

このようにお肌にとても大事なコラーゲン、どうすれば増えるのでしょうか。
コラーゲンを増やすケア
①ビタミンC誘導体
ビタミンCはそのままではお肌に吸収しにくいため、リン酸基などをくっつけお肌に入りやすい形に変えたものです。
体内のコラーゲン合成に必要な成分で、美白作用や皮脂抑制作用・抗酸化作用などもあわせもちます。
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②ナイアシン(ビタミンB3)
ビタミンCと同様、水溶性のビタミンの一種です。コラーゲンの合成を高め、肌代謝を活性化し、肌にハリを与えます。ビタミンC誘導体やレチノールに比べて刺激が少ないです。
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③レチノール
ビタミンAの一種で、人間の体内にあるもの。肌のターンオーバーを促し、コラーゲンを増やす作用があります。目元の小じわや浅いシワに特に効果的です。深いシワは目に見える効果を出すのは難しいです。また、効果が高い反面、やや刺激がつよいので肌が弱い方は注意してください。
これら全て、真皮まで浸透してコラーゲンの産みの親である繊維芽細胞を活性化させ、コラーゲンが作られるのを促す働きがあります♡
実は、美容鍼も同じような働きがあります。
鍼でごく小さな傷をつけることで、繊維芽細胞が活性化し、ご自身のコラーゲンが徐々に増えていきます♡
コラーゲンは飲んだり食べても、お肌までは届きません。
コラーゲンを口から摂取すると、アミノ酸に分解されるので、食べたり飲んだりしたコラーゲンがそのままお肌に定着することはなく、実はあまり効果がありません。
コラーゲン入りの化粧品はどうでしょうか??
コラーゲンは分子が大きいので、肌に塗ってもコラーゲンがある真皮まで浸透はしません。コラーゲンいりの化粧品の作用としてはお肌の表皮で保湿をしてくれる効果があります。
正しい知識でコラーゲンを増やして、ハリのあるお肌を目指しましょう!!

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