こんにちは。
美容鍼灸ハリリア京都、鍼灸師の中川です。
鍼をお顔に刺す・・・・。考えただけで痛そうですよね。
●美容鍼灸は痛いのか??
●美容鍼は、太い鍼で痛いと効果があるのか??
というご質問をいただきました。
痛みの原因
例えば注射の針が皮膚に刺さる時に「チク!!」という痛みを感じます。
痛みを感じるのは皮膚には痛みを感じる「痛点」があるからです。
この痛点は皮膚の表面1平方センチメートル辺り約130個ほどあります。
痛点は感覚器が集まっている顔に多く、背中には少ないので、
お身体の鍼はほぼお痛みを感じませんが、お顔はお客様によって少しチクッとされる方もいらっしゃいます。
痛点は目に見えないので、事前に避けることはできません。
では、鍼灸師はどのような対策をとっているのでしょうか。
鍼の痛みへの対策
【鍼管の固定と切皮】
鍼管(しんかん)という鍼の外側にある管と押手(主に左手)でしっかり圧をかけ固定させながら、やわらかく鍼を打つこと(切皮といいます)で痛みを緩和します。
下のお写真でプラスチックの筒状のものが鍼管です。

【細い鍼を使用する】
細い鍼を使用することで、痛点に当たるのを極力さける。
鍼が太いと痛点に当たる確率も高くなり、痛みもでやすくなりますので、ハリリアでは細い鍼を使用しております。

写真の上にあるのは縫い針、下にあるのが美容鍼で使用する鍼です。
太さが全然違うのがお分かりいただけますでしょうか。
また、お顔の鍼は組織の損傷を最小限にするためにも、細い鍼を使用すべきといった記載もあります。
現在、細い鍼を使用しておりますが、効果をご実感していただいておりますので、鍼の太さと効果は必ずしも比例する訳ではないのかと考えております。

「医道の日本」2月号のP.93より
まとめ
●美容鍼は、お顔はお客様によって少しチクッとされる方もいらっしゃいます。
●美容鍼は、細い鍼で痛くなくても効果はございます。
最後までご覧くださりありがとうございます。
